練馬工場の製作記

パナマ共和国出身の多趣味な人。趣味でラジオ局のスタッフしたり模型工作などいろいろやってます。模型では地元を走る西武鉄道を中心にゆるくやっています。

西武旧2000系をエコノミーキットから作る(2)

◆箱組み
出来上がったパーツを組み立てていきます。
妻板も屋根配管も加工が必要なのですが、今回は省略しております。
先頭部の独特な雨樋形状はt0.14のプラシートから作り、
アンテナはKATOの西武用を使用しております。
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最後に削り取った車側灯を復活させるのですが
どうせならレンズまで再現したいのですが、それらしいサイズに切り出したプラシートを貼っただけ。
どこからかエッチングの車側灯パーツとか出してくれないかと期待してるのですが


◆下地仕上げ
今回は切り継ぎや窓埋めだらけで細かい傷がたくさんあるので、下地仕上げにサーフェイサーを吹き付けていきます。サーフェイサーが十分に乾燥したら1000番近くの紙やすりで水研ぎをします。
サーフェイサーは柚子肌になりがちなので塗装後の処理をしないと後々の仕上がりまで影響されるので、このあたりの処理は入念にすることをオススメします。

ちなみに切り継ぎや窓埋めなどがない場合はサーフェイサーは吹き付けず、
 そのまま灰色9号を吹き付けてしまいます。(このときも水研ぎ必須です)

西武旧2000系をエコノミーキットから作る(1)

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今はディテールに文句なしのGM完成品がありますが
あえてエコノミーキットだけで西武旧2000系を作ってみます。
モデルは最後まで菱形パンタのままで残った2411Fの末期の姿(2008年頃)です。

作ろうと思った経緯は
・西武新宿沿線の都立高校に通っており西武旧2000系に思い入れがあるから
・GMの東武8000系キット(絶版)に収録されているオマケ前面が大量に手に入ったから
・中学時代に「板キットで西武旧2000系を作りたい」と思っていたのを思い出したから

今の鉄道模型工作の風潮は「完成品などをいかに細密化するか」なので
完成品があるものをエコノミーキットでやろうとする人は少ないでしょう。
しかし自分好みの作風にできるエコノミーキットも良いものです。


戯言を書いたところで
今回の製作に必要な素材を上げます。
●前面 … 東武8000系キット付録のオマケパーツ(絶版)
●側窓 … JR101系キット
●上記以外 … 西武新2000系キット & 必要に応じてその他サードパーツ

主な使用素材はこんなところです。
ベースに西武新2000系キットを使う理由は
すでに製作したGMキット製の新2000系と連結したときの違和感をなくすためです。
それでは工作に入りましょう。


◆前面の加工
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古いGMキットらしい全体的に天地が狭めな設計ですね。
窓の大きさにかなりの不満が残りますが加工しきれないので今回は最小限にとどめます。
 
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まずは飾り帯や手すりを削り落とし、裾をプラ板で0.5mmほど延長します。
先に製作している新2000系と繋げるのが目的なので、ライトの位置も新2000系合わせで移設します。(ライトパーツ・飾り帯はBONA、手すりは銀河モデルに換装します)

◆側板の加工
ここが一番の難関になるかもしれません。
まずは新2000系の窓周りを適当な大きさでくり抜きます。
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そこに同じ大きさに切り出した国電101系の窓枠を移植します。
戸袋窓部には適当な大きさに切り出したプラ板をはめ込み、継ぎ目にベビーパウダーを混ぜた瞬間カラーパテを盛っていきます。
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瞬間カラーパテはこのblogでも何度か紹介してますが
ベビーパウダーを混ぜると乾燥時の肉痩せが少なく、乾燥するとカッターやノミなどでサクサクと削れるなど、瞬間接着剤よりも作業性が良いのがオススメする理由です。

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今回もモールドを削るのを覚悟で車体全体をヤスリます。
ヤスリ掛けには牛久保サンダーを使用し、パテ盛りとヤスリがけを何度も繰り返しながら整えていきます。結構気の遠くなる作業ですが、ここを省いてしまうと出来栄えに反映されてしまうので、時間をかけて下地を仕上げるのがポイントです。



次回は車体の箱組です。

近鉄12410系が製品化!?

また「練馬製品化フラグ工場」の名が確立されてしまいました。
グリーンマックスから近鉄12410系が製品化されるそうですね。
http://www.greenmax.co.jp/pdf/new_release_201607_01.pdf

12200系や22000系など他の汎用特急も出ているので、いずれは出るだろうと思ってましたが、
まさか落成したばかりの新塗装車までもが製品化されるとは…
ちょっとだけ凹みました(笑) 
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製作記事は追って更新します。

京王8000系(8711F)の大規模修繕車タイプを作る④

GMの京王8000系キットの不満点といえば顔が似てないところ
前面窓の天地寸法が足らなすぎて馬面になっているのが原因です。
2013年頃の再生産からワイパーをエッチングパーツから窓への印刷に変えたり、
ライト部分を改良したりと細かい手直しは加えているそうなのですが、
なぜこの馬面が改良されないのか謎です。

この前面の改造には過去に各モデラーが様々な方法を取っていました。
窓を切り継いで天地寸法を拡大したり、前面下部を黒く塗装する方法などあります。

改造方法はいろいろ考えましたが、
手っ取り早くできる前面下部を黒く塗装する方法で仕上げることにしました。
マスキングにはコツがありますので以下で説明します。
①まず前面のモールドに沿って0.4mmほどに切り出したマスキングテープを貼る
②貼ったマスキングテープをガイドにして下にマスキングテープを貼る。
③1で貼ったガイド用のマスキングテープを剥がし、
 角部分のRなどは細切りしたマスキングテープまたはマスキングゾルでマスキングする。
④ツヤ消しブラックを塗装

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でこれが塗装完了したものです。
左がキットそのまま、右が塗装したものですが、これだけでも印象はぐっと良くなります。
まだまだ似てない部分も多いですが、やっと京王8000系っぽくなりましたね。



次回は屋根の加工です。 

京王8000系(8711F)の大規模修繕車タイプを作る③

私が京王線に乗っていた15年くらいまえから存在している京王8000系キット。
ロングセラーの商品ですが、私が覚えている限り3回は帯の色合いが変わっていると思います。
初回ロットは下地のシルバーが透けてしまうお粗末な印刷でしたが
今回の色味が一番実車に合ってると思います。


なんで帯色の話をしているのかと言うと
この改造車を作っていて悩みどころなのが「改造部分の帯色の再現」だからです。
色の調色で悩んでたところ昔買ったKitcheNの帯デカールがあったのを思い出し、
試しに貼り付けてみました。
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若干は色合いが違うけど、それほど違和感が目立つものでもない。
今回はこれで済ませてしまおうかと思います。

大規模修繕工事で中間車化された車は車番が改番されたり
KEIOロゴの位置が一部変わっているのでこれも再現します。
まずは当該部分の車番やKEIOロゴをGMのシルバーで上塗りして消し
車番にはトレジャータウンから発売されてる京王6000系インレタの数字部分を使用。
KEIOロゴはKitcheNの京王帯デカールに収録されていたものを使用しました。

最後に各車両のドアの戸当りに黒を色差しました。
完成形が見えてきてワクワクしてきますね。