練馬工場の製作記

パナマ共和国出身の多趣味な人。趣味でラジオ局のスタッフしたり模型工作などいろいろやってます。模型では地元を走る西武鉄道を中心にゆるくやっています。

近鉄12410系(NN13新塗装車・出場直後仕様)を作る①

溜まった代休を消化するために大阪に旅行したときに

見慣れない塗装をした近鉄特急を見かけました。
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これは近鉄が進めている汎用特急車の新塗装化の一環だそうで

たまたま見かけたのが12410系(NN13編成)の出場試運転だったそうです。

モデラーとしては「これは作れという天啓に違いない」と製作を開始しました。



◆側面の加工

それでは製作に入ります。

種車にするのはグリーンマックスの近鉄12400系キットです。

しかし12410系は12400系キットと窓割りやドアの位置が異なるため、

全車両の切継ぎや窓埋めが必要になるので大変な作業になります。

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接合部分のパテ盛りとしてガイアノーツの瞬間カラーパテを使っております。

このカラーパテはベビーパウダーなどを混ぜると乾燥時の肉痩せも少なく、

乾燥するとカッターなどでサクサク削ることも出来るので作業性が向上するのでお薦めです。



◆車体組み立て

続いて車体の組み立てです。

このキットは先頭部のパーツの合いが悪いので

屋根板を基準に各パーツを組み立てるのが綺麗に組むコツです。

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各パーツの接合部は瞬間カラーパテで入念に埋めていきます。

特に屋根板と側面板の接合部の継ぎ目消しには苦労し、ヤスリがけ作業で削りすぎてしまった雨樋はカラーパテを持って整形するなど微調整を繰り返しております。(青い部分がパテで修復した箇所です)




次は屋根のパイピングです。

京王8000系(8711F)の大規模修繕車タイプを作る②

私は1999年~2002年まで通学で京王線を利用していました。

ちょうど模型を作り始めたのもこの時期で、
今は亡きGMストア大山店の工作教室に通い、京王6000系キットを組み立てておりました。
京王6000系はマイクロエースから完成品で出てますけど、もう一度キットでリベンジしたいですね。
通学で見かけていた臙脂帯の30番代とか20番代を組み立てたいです。


閑話休題。
京王8000系の塗装のまえに実車観察。
目的はステンレス各部の質感の違いを確認することです。
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というのもグリーンマックス製品は単調のシルバーなので、
今回は各部位ごとの質感の違いを塗装で再現してみようという目論見です。

こう見ると
・幕板と腰板は光沢のあるシルバー
・窓周りとドアは梨地のシルバー
・ドアふちと裾絞り部分は渋目のシルバー
・中間車化改造部分は明るめの梨地シルバー
のように感じます。



最近は鉄道模型のシルバー塗装に最適な塗料が発売されるようになりました。
今回は以下の塗料(自家調色含む)を使って再現したいと思います
◆幕板・腰板部分・・・製品のまま
◆窓周り・ドア部分・・・ガイアカラー:ブライトシルバー+GM:灰色9号(ごく少量)
◆中間車化改造部分・・・上記の調色ブライトシルバーよりも灰色9号を気持ち多めに
◆ドアふち・・・ガイアカラー:ダークステンレスシルバー
窓周りなどのダルフィニッシュ部分を調色しているのは
製品のシルバーがGMの銀色をそのまま使用しており明るめの色なので
ブライトシルバーのままだと色の違いが出にくくなるからです。

今回の塗装の順番は
①調色済みブライトシルバー(窓周り・ドア)
②ツヤ消しクリア(窓周り・ドア)
③ダークステンレスシルバー(ドアふち)
④調色済みブライトシルバー(中間車化改造部分)
調色済みブライトシルバーを先に吹き、その後はツヤ消しクリアを吹きます。
なぜツヤ消しクリアを吹くのかというと光の反射による輝きの違いを再現するのと
ブライトシルバーは食いつきの悪い塗料でマスキングテープで塗膜が持って行かれてしまうからです。
そして↓が塗装後の写真。
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製品のままよりかはメリハリがついて良くなったかと思います。
次回は表記の貼り付け等です。

関西Nゲージ合同運転会に行ってきた!

お世話になっている近鉄モデラーに誘われて関西Nゲージ合同運転会に行ってきました。
西日本のNゲージ団体が一堂に集まる大きなイベントであり、
雑誌で見た凄い作例を目の当たりにして勉強になりました。

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各団体への見学やお喋りに熱中してたら写真はこれだけに…
運転会の様子はとれいんやRM MODELSに掲載されるそうです。

会場までの最寄りが阪神電車なのですが
乗ってたら「阪神もかっこいいな~」と思い、キットを購入してしまいました。
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これは次回の合同運転会までに落成させます(苦笑)

京王8000系(8711F)の大規模修繕車タイプを作る①

昨年にグリーンマックスから京王8000系キットが再生産されましたので、
まずは京王8000系キット(6連セット・4連セット)と中間車体(パンタなし)を2両ほど用意して
2015年に更新工事が行われた8711Fを製作することにしました。

実車はドアが交換されているので、
細部まで拘りたい方はトレジャータウンの新世代通勤車側扉(品番:TTP260C)に交換するのが良いと思いますが、今回はそこまでの改造はせずに中間車化改造とシルバー再塗装による細密化に注力します。


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まずはの中間車化改造からです。
実車と同じように先頭車に車端部を増設する改造をするので
レザーソーとマイターボックスを使い車体を切断します。

レザーソーですが個人的には職人堅気ハイパーカットソーがお薦めです。
刃が薄いのでNゲージなどの小さな車体に負担をかけずにカットすることができます。


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車体を切断したらビートを削り落とします。
このときに必要以上に削り過ぎないよう注意してください。
接合した際に車体断面が合わなくなり継ぎ目消し処理が大変になります。

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この他には妻窓を埋め、貫通扉とステップも撤去します。
(妻窓埋めにはキット付属の窓パーツやプラ板を使い、瞬着クリアパテを盛って整形しました)


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いよいよ先頭車体との接合です。
位置を決めたら流し込み接着剤をごく少量塗り、裏面からプラ板や瞬間接着剤で補強します。
窓脇部分のところだけ継ぎ目に瞬着クリアパテを盛り、ヤスリで整形します。
(幕板・腰板部の継ぎ目は塗り分け位置になるため、こちらにはパテを盛りません)

補足ですが、シルバーを塗ると光の反射の関係で細かいキズが目立ってしまいます。
なのでシルバーを塗る場合は2000番まで使って入念に下地処理をするようにしています。
もっと入念に処理したい場合はコンパウンドで磨くと良いでしょう。




次は車体塗装に入ります。

西武2047F(2016年仕様)を作ってみる①

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西武新2000系6連の2047Fを作ってみます。
模型では戸袋窓埋め&ベンチレーター撤去後の姿になった
2014年の姿をモデルにします。


◆戸袋窓埋め加工
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素材にするのはGMの板キットです。
まずは戸袋窓をちょうどよい大きさに切り出したプラ板をはめていき、
裏面から瞬間接着剤で固定し、表面には瞬間カラーパテ(ガイアノーツ製)を盛ります。

表面に瞬間カラーパテを使う理由は
硬化後にサクサク削れるので加工がしやすいのと
ベビーパウダーを混ぜて使用するとヒケが発生しづらい点があるからです。


◆側面全体のヤスリがけ
戸袋窓埋めした部分に盛ったパテを削っていきます。
なおこのキットには幕板に成型時の"ヒケ"があるため、
ヒケを解消するために他のモールドを削るのも覚悟して側面全体をヤスリがけします。

今回のヤスリがけには
アルファモデル製の牛久保サンダーを使用します。
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底面に紙やすりを貼り付けて使用するのですが、
力が偏ることもなく均一に削ることができるし、
戸袋窓を1つずつ削る作業より時間を短縮することが出来ます。

なお、戸袋窓埋め部分のヤスリがけは1度で完璧に処理できないケースが多いので、
綺麗に仕上がるまでは、パテ盛り→ヤスリがけの工程を根気良く何度もやることが重要です。


◆前面の加工

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このキットの唯一の欠点は前面の天地が足らないところです。
なので前面下部にプラ板を貼って裾を延長します。
同時に手すりなどを別体化するので穴も開けておきます。

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他には前面に見える補強板部分を再現するために
0.05mm厚のプラシートを貼り付けていきます。
これだけでも見た目はちょっと実車ぽくなるのでオススメです。


次回から箱組みに入ります。