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今はディテールに文句なしのGM完成品がありますが
あえてエコノミーキットだけで西武旧2000系を作ってみます。
モデルは最後まで菱形パンタのままで残った2411Fの末期の姿(2008年頃)です。

作ろうと思った経緯は
・西武新宿沿線の都立高校に通っており西武旧2000系に思い入れがあるから
・GMの東武8000系キット(絶版)に収録されているオマケ前面が大量に手に入ったから
・中学時代に「板キットで西武旧2000系を作りたい」と思っていたのを思い出したから

今の鉄道模型工作の風潮は「完成品などをいかに細密化するか」なので
完成品があるものをエコノミーキットでやろうとする人は少ないでしょう。
しかし自分好みの作風にできるエコノミーキットも良いものです。


戯言を書いたところで
今回の製作に必要な素材を上げます。
●前面 … 東武8000系キット付録のオマケパーツ(絶版)
●側窓 … JR101系キット
●上記以外 … 西武新2000系キット & 必要に応じてその他サードパーツ

主な使用素材はこんなところです。
ベースに西武新2000系キットを使う理由は
すでに製作したGMキット製の新2000系と連結したときの違和感をなくすためです。
それでは工作に入りましょう。


◆前面の加工
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古いGMキットらしい全体的に天地が狭めな設計ですね。
窓の大きさにかなりの不満が残りますが加工しきれないので今回は最小限にとどめます。
 
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まずは飾り帯や手すりを削り落とし、裾をプラ板で0.5mmほど延長します。
先に製作している新2000系と繋げるのが目的なので、ライトの位置も新2000系合わせで移設します。(ライトパーツ・飾り帯はBONA、手すりは銀河モデルに換装します)

◆側板の加工
ここが一番の難関になるかもしれません。
まずは新2000系の窓周りを適当な大きさでくり抜きます。
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そこに同じ大きさに切り出した国電101系の窓枠を移植します。
戸袋窓部には適当な大きさに切り出したプラ板をはめ込み、継ぎ目にベビーパウダーを混ぜた瞬間カラーパテを盛っていきます。
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瞬間カラーパテはこのblogでも何度か紹介してますが
ベビーパウダーを混ぜると乾燥時の肉痩せが少なく、乾燥するとカッターやノミなどでサクサクと削れるなど、瞬間接着剤よりも作業性が良いのがオススメする理由です。

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今回もモールドを削るのを覚悟で車体全体をヤスリます。
ヤスリ掛けには牛久保サンダーを使用し、パテ盛りとヤスリがけを何度も繰り返しながら整えていきます。結構気の遠くなる作業ですが、ここを省いてしまうと出来栄えに反映されてしまうので、時間をかけて下地を仕上げるのがポイントです。



次回は車体の箱組です。