練馬工場の製作記

パナマ共和国出身の多趣味な人。趣味でラジオ局のスタッフしたり模型工作などいろいろやってます。模型では地元を走る西武鉄道を中心にゆるくやっています。

京王の模型

RM MODELS 265号に4作品掲載されました

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お久しぶりです。
宣伝ですがRM MODES 12月号の「私鉄特急」特集にて
拙作から4作品を掲載していただくことになりました。



掲載作品は
近鉄12410系(新塗装)、12400系、12200系と京王8000系(大規模修繕車)で
述べ5ページに渡り大々的に掲載させていただき嬉しいです。
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近鉄12410系も 京王8000系も完成品として出ることが決まってしまいましたが
自分なりの作風が出せるキットも面白いので、工作のきっかけになれば良いなと思います。
機会があれば是非ご購読くださいませ

京王8000系(8711F)の大規模修繕車タイプを作る④

GMの京王8000系キットの不満点といえば顔が似てないところ
前面窓の天地寸法が足らなすぎて馬面になっているのが原因です。
2013年頃の再生産からワイパーをエッチングパーツから窓への印刷に変えたり、
ライト部分を改良したりと細かい手直しは加えているそうなのですが、
なぜこの馬面が改良されないのか謎です。

この前面の改造には過去に各モデラーが様々な方法を取っていました。
窓を切り継いで天地寸法を拡大したり、前面下部を黒く塗装する方法などあります。

改造方法はいろいろ考えましたが、
手っ取り早くできる前面下部を黒く塗装する方法で仕上げることにしました。
マスキングにはコツがありますので以下で説明します。
①まず前面のモールドに沿って0.4mmほどに切り出したマスキングテープを貼る
②貼ったマスキングテープをガイドにして下にマスキングテープを貼る。
③1で貼ったガイド用のマスキングテープを剥がし、
 角部分のRなどは細切りしたマスキングテープまたはマスキングゾルでマスキングする。
④ツヤ消しブラックを塗装

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でこれが塗装完了したものです。
左がキットそのまま、右が塗装したものですが、これだけでも印象はぐっと良くなります。
まだまだ似てない部分も多いですが、やっと京王8000系っぽくなりましたね。



次回は屋根の加工です。 

京王8000系(8711F)の大規模修繕車タイプを作る③

私が京王線に乗っていた15年くらいまえから存在している京王8000系キット。
ロングセラーの商品ですが、私が覚えている限り3回は帯の色合いが変わっていると思います。
初回ロットは下地のシルバーが透けてしまうお粗末な印刷でしたが
今回の色味が一番実車に合ってると思います。


なんで帯色の話をしているのかと言うと
この改造車を作っていて悩みどころなのが「改造部分の帯色の再現」だからです。
色の調色で悩んでたところ昔買ったKitcheNの帯デカールがあったのを思い出し、
試しに貼り付けてみました。
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若干は色合いが違うけど、それほど違和感が目立つものでもない。
今回はこれで済ませてしまおうかと思います。

大規模修繕工事で中間車化された車は車番が改番されたり
KEIOロゴの位置が一部変わっているのでこれも再現します。
まずは当該部分の車番やKEIOロゴをGMのシルバーで上塗りして消し
車番にはトレジャータウンから発売されてる京王6000系インレタの数字部分を使用。
KEIOロゴはKitcheNの京王帯デカールに収録されていたものを使用しました。

最後に各車両のドアの戸当りに黒を色差しました。
完成形が見えてきてワクワクしてきますね。

京王8000系(8711F)の大規模修繕車タイプを作る②

私は1999年~2002年まで通学で京王線を利用していました。

ちょうど模型を作り始めたのもこの時期で、
今は亡きGMストア大山店の工作教室に通い、京王6000系キットを組み立てておりました。
京王6000系はマイクロエースから完成品で出てますけど、もう一度キットでリベンジしたいですね。
通学で見かけていた臙脂帯の30番代とか20番代を組み立てたいです。


閑話休題。
京王8000系の塗装のまえに実車観察。
目的はステンレス各部の質感の違いを確認することです。
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というのもグリーンマックス製品は単調のシルバーなので、
今回は各部位ごとの質感の違いを塗装で再現してみようという目論見です。

こう見ると
・幕板と腰板は光沢のあるシルバー
・窓周りとドアは梨地のシルバー
・ドアふちと裾絞り部分は渋目のシルバー
・中間車化改造部分は明るめの梨地シルバー
のように感じます。



最近は鉄道模型のシルバー塗装に最適な塗料が発売されるようになりました。
今回は以下の塗料(自家調色含む)を使って再現したいと思います
◆幕板・腰板部分・・・製品のまま
◆窓周り・ドア部分・・・ガイアカラー:ブライトシルバー+GM:灰色9号(ごく少量)
◆中間車化改造部分・・・上記の調色ブライトシルバーよりも灰色9号を気持ち多めに
◆ドアふち・・・ガイアカラー:ダークステンレスシルバー
窓周りなどのダルフィニッシュ部分を調色しているのは
製品のシルバーがGMの銀色をそのまま使用しており明るめの色なので
ブライトシルバーのままだと色の違いが出にくくなるからです。

今回の塗装の順番は
①調色済みブライトシルバー(窓周り・ドア)
②ツヤ消しクリア(窓周り・ドア)
③ダークステンレスシルバー(ドアふち)
④調色済みブライトシルバー(中間車化改造部分)
調色済みブライトシルバーを先に吹き、その後はツヤ消しクリアを吹きます。
なぜツヤ消しクリアを吹くのかというと光の反射による輝きの違いを再現するのと
ブライトシルバーは食いつきの悪い塗料でマスキングテープで塗膜が持って行かれてしまうからです。
そして↓が塗装後の写真。
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製品のままよりかはメリハリがついて良くなったかと思います。
次回は表記の貼り付け等です。

京王8000系(8711F)の大規模修繕車タイプを作る①

昨年にグリーンマックスから京王8000系キットが再生産されましたので、
まずは京王8000系キット(6連セット・4連セット)と中間車体(パンタなし)を2両ほど用意して
2015年に更新工事が行われた8711Fを製作することにしました。

実車はドアが交換されているので、
細部まで拘りたい方はトレジャータウンの新世代通勤車側扉(品番:TTP260C)に交換するのが良いと思いますが、今回はそこまでの改造はせずに中間車化改造とシルバー再塗装による細密化に注力します。


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まずはの中間車化改造からです。
実車と同じように先頭車に車端部を増設する改造をするので
レザーソーとマイターボックスを使い車体を切断します。

レザーソーですが個人的には職人堅気ハイパーカットソーがお薦めです。
刃が薄いのでNゲージなどの小さな車体に負担をかけずにカットすることができます。


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車体を切断したらビートを削り落とします。
このときに必要以上に削り過ぎないよう注意してください。
接合した際に車体断面が合わなくなり継ぎ目消し処理が大変になります。

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この他には妻窓を埋め、貫通扉とステップも撤去します。
(妻窓埋めにはキット付属の窓パーツやプラ板を使い、瞬着クリアパテを盛って整形しました)


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いよいよ先頭車体との接合です。
位置を決めたら流し込み接着剤をごく少量塗り、裏面からプラ板や瞬間接着剤で補強します。
窓脇部分のところだけ継ぎ目に瞬着クリアパテを盛り、ヤスリで整形します。
(幕板・腰板部の継ぎ目は塗り分け位置になるため、こちらにはパテを盛りません)

補足ですが、シルバーを塗ると光の反射の関係で細かいキズが目立ってしまいます。
なのでシルバーを塗る場合は2000番まで使って入念に下地処理をするようにしています。
もっと入念に処理したい場合はコンパウンドで磨くと良いでしょう。




次は車体塗装に入ります。